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第二次世界大戦が終結してアメリカの統治下のもと日本が独立した時には共産主義(旧ソビエト・中国・北朝鮮)の脅威がありました。
日本が独立しても憲法で戦争放棄しているので外国からの脅威に備えるにはアメリカの軍事力に頼るしかありませんでした。
そこで日米安保条約を結び「日本の安全保障をするために日本にアメリカ軍を駐留させる」ことになっています。
アメリカは日本に攻撃を仕掛けてきた国に対して同盟国として戦う、そのために日本は在日米軍を駐留させる基地を容認する、ということです。
米ソ冷戦時の話で冷戦終結した現在、在日米軍はいらない、といった意見もありますが北朝鮮の核開発・中国の軍事拡大といった脅威は現在もあります。
餓死者を出しつつも核開発する北朝鮮、沿岸部は発展していても内部はまだまだ貧しく年間何万もの暴動がおきている中国、この両国が国内の貧者への援助よりも軍拡しているのは何故でしょうか？
侵略の意図がないのならば何のための軍拡でしょうか？
先進国が軍縮に向かっているこの時に内政が不安定で国家支援を求める国民が多い中、軍拡を続けている中国や北朝鮮は何のためなのでしょうか？
在日米軍が日本にいる限り日本を攻める事はアメリカと戦う、という事になり北朝鮮や中国の暴走を抑止している事は事実です。
ちなみに普天間基地は何もない原野でしたが米軍基地が出来て米兵相手の商売が成り立つために基地完成後に発展して出来た街です。
そもそも日米同盟は日本は基地を貸すだけで日本人はアメリカのために命を落とす事はありません。
アメリカは日本のためにアメリカ兵の命も落とす可能性のある不平等条約です。
そして普天間を、沖縄を「出てゆけ」という事となっています。
またそんな折に小沢民主党幹事長が民主党議員６００人を引き連れ中国詣で、となればアメリカに言わせれば「おいおい、日本さん、俺たち資本主義を馬鹿にするに終わらず裏切って共産主義国家・中国と仲良くなるつもりかい？」でしょう。
アメリカも多く問題を抱えた国ではありますが自由主義国家(資本主義)である限り政治参加の自由、言論の自由、信教の自由が認められています。
しかし共産主義国家である中国、北朝鮮は政治参加の自由も言論の自由も信教の自由もありません。(政治参加は共産党員のみです。一般人には選挙権すらありません。)
長く在日米軍のお陰で平和を享受してきた日本もそろそろ(否、遅すぎですが)国際社会へ責任ある考え方のできる人が増え「日本人としてどう生きるか」を考える人が増えるべきだと思います。
でなければ「日本人は平和ボケで金儲けだけが上手くて中身のない人種」と思われてしまうでしょう。
今回の普天間問題がよい機会となれば、と思います。
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